今年の見どころ

ShowNet2016 構築のコンセプト

Scratch & Re-build the Internet “Infinite Challenge”

~継承と再構築の循環、進化しつづけるインターネット~

ShowNetでは、「今の設計や運用方法で10年後も安定的なインターネットサービスを提供できるのだろうか?」という問いかけのもと、2014年にグランドテーマとして "Scratch & Re-build the Internet" を掲げました。
その後、良きモノを継承しながら、新しいテクノロジーを活用して再構築する取り組みを、3年かけて行ってきました。

最終年である今年は、昨年の「ULTIMATE BALANCE」をさらに具現化し、より実践的なカタチへと進化させています。

ShowNetでは、これまでも、変容するインターネット環境に先駆ける、近未来ネットワークを模索してきました。そしてこれからも、継承と再構築、時には創造の循環を繰り返しながら、常に新しいネットワークのあり方に挑戦し続けます。ShowNetをぜひ会場でご覧ください。

今年は3年かけて再構築してきた集大成として、次世代に何を引き継いでいくべきか、ひとつの道しるべを残し、またこれからも新しいネットワークのあり方に挑戦する姿勢を示します。

注目カテゴリとキーワード


1.ネットワーク

・BGP FlowSpecとRPKIによるルーティングセキュリティ
・EVPN/MPLS 相互接続検証
・仮想ルートリフレクタの実網展開
・総100Gバックボーン
・QSFP/QSFP28 SFP/SFP28 マルチレートインターフェース

2.クラウド・サーバ

・EVPN/VXLAN 相互接続検証
・マルチリージョンOpenStack
・IoTを融合したマルチクラウドファブリック
・ハイパーコンバージド筐体を用いたサービスのラピッドデプロイメント
・Hadoopエコシステムを用いたデータ解析

3.SDN/NFV

・BGP FlowspecとOpenFlowによるトラフィック制御
・高速パケットI/O技術を用いた仮想ネットワーク
・広がるSouthbound API

4.セキュリティ

・ベンダを越えた攻撃検知・防御装置の連携
・セキュリティ検査によるネットワーク堅牢性の確保
・イントラネットにおけるネットワークセキュリティ制御
・100Gキャプチャによるネットワークフォレンジック

5.運用監視

・モニタリングツールのInteroperability
・API/クラウドを用いた通知連携

6.データセンタファシリティ

・高密度化対応
・環境監視

7.ワイヤレス

・セキュリティ連携:セキュアな無線
・無線LAN空間デザインの自由度向上(スタジアムAP/LCX)

8.測定・検証

・PTP (Precision Time Protocol)
・25G/50G Ethernet
・Southbound API
・EVPN

9.ShowNet Team Member Program (STM Program)

・大規模ネットワーク構築を通して、次代のエンジニアを育成

ShowNet トポロジー図

※クリックすると拡大します

エクスターナル概要図

ShowNetの歩き方

会場配布資料のPDF版です。

※クリックすると拡大します

Best of ShowNet Award 受賞結果

ShowNetプロダクトアワードは、ShowNetを構築する上で、特に貢献が顕著だった製品に贈られます。

グランプリ

グランプリ

EVPN相互接続参加機器

シスコシステムズ合同会社 Cisco ASR 9006 Cisco Nexus 9504 Cisco Nexus 9272Q Cisco Nexus 92160YC-X ジュニパーネットワークス株式会社 MX240 QFX5100

華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン) NE40E-X2 CloudEngine 8860 CloudEngine 6851-HI 古河電気工業株式会社/古河ネットワークソリューション株式会社 FITELnet FX1

準グランプリ

準グランプリ

Panduit/日東工業株式会社 ラック・ケーブリングソリューション

特別賞

審査員特別賞

国立研究開発法人情報通信研究機構 NIRVANA改